子供の頃の夢は有名な歌手になること。私たちも、もちろんそうでした!そして今でも歌手のように上手に歌えることを夢見て、諦めていない方は多いと思います。歌い方を学ぶためのヒントやコツは、すでに世の中にたくさんあります。姿勢に焦点を当てたエクササイズ、横隔膜を使った呼吸法、耳を鍛える、音階を練習する等々。しかし、スーパースターになるための秘訣を探すとなると、テクノロジーの出番です。
Voicemod のボイスフィルターを使えば、ライブ配信、収録動画、ゲームクリップにちょっとした演出を加え、リアルタイムであなたの声を瞬時にチューニングすることが可能になります。「ボイスチューナーの使用はズルではないか?」と自問している方もご安心ください。ここだけの話、ほとんどの歌手やラッパーは、すでにオートチューンを使用しているんです。とにかく、以下の記事で Voicemod を使用してプロのように歌う方法をご紹介します。
自宅でのカラオケ収録も、今までに無い歌唱力でメキメキ上達。自宅で Voicemod を使ったカラオケを行うためには特に技術的な知識や音楽の専門誌が必要ないのが良いところです。ここではあなたにぴったりの歌声を見つけるために、おすすめの 5 つのボイスフィルターをご紹介します。
これらのボイスフィルターに加えて、Voicelab 機能にはいくつものボーカルチューナー機能があり、リバーブ、ディレイ、ヴォコーダーなどのエフェクトを使ってあなたの声を自由にチューニングすることが可能です。これであなたの好みに合わせた特徴のある歌声を作り出すことができます。
Voicemod に搭載されている、Voicetune エフェクトについては、こちらをご覧ください。
ここでは順を追ってボイスチューナーを使用する方法を紹介します。
歌詞の乗った曲に合わせて歌うのは難しいので、必ずカラオケバージョンのトラックを用意してください。また、Audacity などのフリーソフトで録音し、自分の歌声を聴き返してみるのもよいでしょう。
Voicemod を使って今流行りのポップスやトラップのアーティストの声を出す方法をご紹介します。ここでは、”Save Your Tears” (Ariana Grande, The Weeknd), “Peaches” (Justin Bieber feat. Daniel Caesar and Gideon), “Essence” (WizKid), または “Happier Than Ever” (Billie Eilish) など C メジャー(ハ長調)の曲を演奏してみましょう。
ステップ1:Voicelab にアクセスし、エフェクトのリストの中にある「Voicetune」を有効にします。キーに “C”、スケールに “Major “を選択します。
💡 ヒント: 一般的なオートチューンのようなエフェクトを得るには、設定にある “Mix” コントロールを最大に設定しましょう。
ステップ2:「リバーブ」を使って、あなたの声に深みと奥行きを与えます。この例では、ちょうどいい大きさのエコー空間をイメージして、「部屋の広さ」を70 から80 の間に設定します。
💡 ヒント:「リバーブ」をかけすぎると、言葉が聞き取りにくくなります。コツは、(ミックスコントロールで)徐々にリバーブをかけていくことです。
ステップ3: ノイズとなる周波数帯をカットしましょう。ハイパスフィルターを使用して、それらを除去します。
💡 ヒント:低域の不要な周波数を取り除くことで、音の歪みを防ぎ、よりクリアにすることができます。
ステップ4:ステレオサウンドは楽しいですが、ついついやりすぎになりがちです。最終的にはあなたの耳で判断してください。以上で完成です。これであなたの歌声の真の実力を試すことができます。
私たちは声を出すとき、声帯から倍音を発生させますが、その倍音が音や声を定義します。また、声道内を空気が通る際に、大きさや形で振動し、異なる音程を出しています。この音程を “共鳴周波数 “と呼びます。
我々は、声道の大きさや形を変えることで、音に含まれる共鳴周波数を変調させることができるのです。これは本能的に起こることで、あまり考えることなく無意識に行われています。呼吸と同じようなものです。
さて、ここからが面白いところです。デジタルの世界では、これらの要素を人工的に変化させて、まったく新しい音を作り出すことができるのです。これは現実世界ではできません。
ボイスチューナーは、この原理を利用して声の高さを補正しているのです。かっこいいでしょう?
下記からVoicemod をダウンロードして自由に声を作ってみましょう!