突然ですが、ホラー映画はお好きですか?それでは、まるでホラー映画の中に飛び込んだかのような臨場感を味わってみませんか?本記事ではあの人気映画「スクリーム」で有名なゴーストフェイスの声を再現したボイスフィルターを作成する方法をご紹介します。
映画「スクリーム」はご存知の通り、史上最高のスラッシャー映画です。5本の映画タイトル、テレビシリーズ、さらにはゲームまで登場し、世界中でカルト的な人気を誇るタイトルとして愛されています。そして、その中に登場するキャラクターの象徴的な「声」も忘れてはなりません。そう、ゴーストフェイスのことです。
本記事では、Voicemodを使ってこの有名なキャラクターになりきれる、「ゴーストフェイス」ボイスチェンジャーチュートリアルをご紹介します。
ゴーストフェイスが25年以上に渡ってホラー映画のアイコンに君臨している理由は、あの印象的なマスクの見た目と合わせて、独特の声にあります。映画「スクリーム」のゴーストフェイスの声を担当したのは、世界的に有名な声優 ロジャー・L・ジャクソンです。マントを羽織った不気味なシルエットやナイフを手にした姿は、それだけで恐ろしいですが、ゴーストフェイスの一番のインパクトは、1997年のオリジナルから今年公開された最新作まで、ジャクソン氏が命を吹き込んできた不気味で恐ろしい、その声だと言っても過言ではないでしょう。
「ゴーストフェイス」は今となっては、ホラー映画の象徴でもあり、毎年ハロウィーンのコスチュームやグッズで親しまれ、数多くの声優志望者にもインスピレーションを与えてる存在となっています。たとえ、ロジャー・L・ジャクソンのような経験と才能がなくても、一度はそんなスラッシャー映画の悪役を演じてみたいと思いませんか?
今回私たちは、Voicemod PROの機能の一つであるVoicelabを使用して、唯一無二のゴーストフェイスの声を演じることが、いかに簡単であるかを手順を追ってご紹介します。
まず最初に デスクトップ上のVoicemodアプリを開き、左側のメニューバーに表示されているVoicelabに移動します。
※注意:Voicelab機能は、Voicemod PROアカウントをご利用のユーザー限定の機能です。Voicemod PRO のライセンスはアプリ画面の右下にある “Voicemod Proを購入する” のリンクをクリックしてご購入いただけます。
Voicelab を開いたら、PowerPitch機能でピッチを41に設定し、ミックスを100、ボリュームを100に設定します。まだPowerPitchを試したことがない方のために説明しますと、この新機能はピッチシフト技術を駆使してあなたの声をより自然で鮮明に変形させてくれます。自分の声の印象を少し変えたい方のために、PowerPitchを使って思い通りの声を出す方法をこちらの記事でさらに詳しくご説明します。
次に、Distortionを調整します。このエフェクトは、声に歪みや質感を与えるものです。ミックスを8に、ドライブを9に、ボリュームを0に設定します。
HighPassとLowPassの両フィルターをオンにします。HighPassのミックスを100、周波数を59に設定し、LowPassのミックスを100、周波数を68に設定するのがよいでしょう。
Voicemodの設定はこれで完了です。手順に沿って設定すればとても簡単です。あとは、あなたの演技力次第です。参考までに、こちらの記事でプロの声優とVoicemodのボイスドクターが紹介する、「声優をはじめるための5つのヒント」をご覧ください。最初の恥ずかしさを乗り越えれば、そんなに難しいことではありません😉 まずは新しいゴーストフェイスのボイスフィルターを使って、ささやくような声を真似してみるといいでしょう。自分が想像していたよりも、良い出来で驚くかもしれません。
今回ご紹介した「ゴーストフェイス」ボイスフィルターを使って友達を驚かせたり、ハロウィンで声のコスプレを楽しんだり、普段のコンテンツ作りで是非お試しください。皆さんがVoicemodを使って作ったコンテンツを楽しみにしています!